ケアネットライブ Oncology Season2 今知っておくべき がんと心疾患ケアネットライブ Oncology Season2 今知っておくべき がんと心疾患

ケアネットライブ Oncology Season2 今知っておくべき がんと心疾患

森山 祥平氏(九州大学病院  血液・腫瘍・心血管内科)

2023年9月27日(水)20時~

がん患者の高齢化が進む一方で、がん治療の進歩は著しく、併存疾患を持ちながらがん治療を受ける患者が増えている。とくに、がんと心疾患(循環器疾患)の関わりとしては、古くからアントラサイクリン系薬剤の心毒性が知られていたが、近年は分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の登場により、新たな合併症が大きな問題となっている。

循環器系の副作用はそれ自体が時として致死的で、副作用により治療を中断せざるをえないケースも多い。さらに、がん薬物療法が心疾患の要因となる一方で、循環器疾患の既往が合併症の要因となることも明らかになっており、今やがんと循環器疾患は切り離すことはできず、双方をケアすることが求められるようになっている。

こうした問題に対応するため、「腫瘍循環器=Cardio-Oncology」という領域が生まれ、2023年3月には日本初となるガイドライン「Onco-cardiologyガイドライン」(日本臨床腫瘍学会/日本腫瘍循環器学会)が刊行されるなど、注目を集めている。しかし、各地のがんセンターには循環器専門医がほとんど在籍しないなど、取り組むべき課題も多い。

早くからこの分野に注力してきた九州大学病院の森山 祥平氏が、基礎と臨床双方の視点から、最新の情報をお届けする。

【お伝えする主なトピックス】
1. なぜがん治療中に心血管合併症に注意が必要なのか
2. がん治療中・治療後に注意すべき心血管合併症
3. 免疫療法(免疫チェックポイント阻害薬・CAR-T)と心血管有害事象

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