多領域の最新のケアの根拠をまとめて解説した照林社出版の書籍「今はこうするケアの根拠」から、日々の看護の質に直結する32項目を厳選。書籍を執筆された各分野エキスパートの先生方が、書籍には掲載しきれなかった「もう一歩深いところ」までを全8回にわたって直接解説します。

第7回は外来看護をテーマに、「がん患者のirAE」「妊娠期のがん看護」「糖尿病と歯周病との関連」「高齢者の血糖コントロール」について解説します。
外来の短時間で適切な治療支援や指導をするためには、看護師がまず知識を備えておくことが欠かせません。今回は「がん」と「糖尿病」をピックアップします。
がん患者に倦怠感が出現しやすいことはよく知られていますが、「irAE」の症状の場合は見逃すと致命的となる可能性があるためきちんと理解しておく必要があります。
糖尿病患者への指導は、個別性を考慮することも大切です。患者に合わせたセルフケア支援のために看護師が押さえておくべきポイントを解説します。

患者さんにとっても、看護師自身にとっても、有益な最新情報が詰まっています。知識のアップデートにお役立てください。
照林社出版『多領域をまとめてCHECK 今はこうするケアの根拠』