エムポックスに備えよう! 今わかっている疫学・病態・予防策エムポックスに備えよう! 今わかっている疫学・病態・予防策

エムポックスに備えよう! 今わかっている疫学・病態・予防策

石金 正裕 氏(国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター/WHO協力センター/AMR臨床リファレンスセンター)

2024年11月20日(水)20時~

本年8月、エムポックスについて2度目のWHO緊急事態宣言(PHEIC)がなされました。コンゴ民主共和国を中心とするアフリカで感染者が急増。女性や子どもの患者が増えるなど流行の様相も以前とは異なっており今後の状況は予断を許しません。そこで今回のケアネットライブではこのエムポックスについてお伝えします。講師は輸入感染症のエキスパート、国立国際医療研究センターの石金正裕氏です。

今回の流行の特徴は変異株がその中心となっている事。前回はクレードIIbと呼ばれるタイプが主体でしたが現在はクレードIが中心で、これにより男女間・家庭内での感染が拡大しています。クレードIの感染はアフリカ大陸にとどまらずスウェーデンやタイでも確認されています。

2024年3月には石金氏が編集委員を務める『エムポックス診療の手引き 第2.0版』が公表されました。最新の情報を踏まえた疫学はもちろん、病態・感染予防策やマネジメントなどの現時点でわかっていることを石金氏がわかりやすく解説します。ぜひこの機会にエムポックスについて学び、最悪の事態に備えてください。

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