コロナ禍の医療者トラウマケアコロナ禍の医療者トラウマケア

コロナ禍の医療者トラウマケア

金 吉晴 氏(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 所長)

2022年2月9日(水) 20時~21時

※※※ 本コンテンツのアーカイブ視聴は2023年2月22日で終了しました ※※※
新型コロナ感染症の流行が始まってはや2年。世界規模のパンデミックがこれほど続く状況は、長期にわたって災害医療を行っているに等しい非常事態です。短期間であっても災害医療に従事する医療者に心的トラウマが生じうること、支援後に休職や離職が増加することは阪神淡路大震災をはじめとした災害支援経験からわかってきています。そしてそれを予防する方法もまた研究が進み確立されてきています。
今回のライブでは、コロナ禍で医療者に起こりうる身体的・精神的な変化を解説し、それに対処する方法をレクチャーします。

講師の金吉晴氏(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所所長)はペルー日本大使公邸占拠事件、東日本大震災などに厚生労働省の専門家として精神医療提供やPTSDの予防介入を行ってきた、支援者支援のプロフェッショナル。

講義では、トラウマケアの視点をもたないとわからない、長期にわたって非常事態下で働く支援者に起こりうる変化を解説。支援者のストレスを増加させる人間関係や職場環境、それを解消するために管理者ができること、本人ができること、同僚としてできることにわけてレクチャーします。

医療者のバーンアウトは災害が収束した後に顕著になりますが、事前にリスクを理解して介入を始めることで防げる可能性は高くなります。病院管理者に必須の知識であるとともに、自身の健康を保ちながら医療に携わり続けるために必ず役立つ内容です。

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