60分でまるっとわかる がん薬物療法 ~乳がん編~
能澤 一樹 氏(名古屋市立大学)
2025年8月27日(水)20時~
乳がんは診断時点で約9割が早期がんです。早期がんは、手術可能ながんとして、手術、抗がん剤治療などの薬物療法、放射線治療などを組み合わせて行います。おおよそ10年の経過の中で再発をしなければ治癒に至りますが、残念ながら2~5割は再発し、薬物療法を中心とした治療を継続して行うことになります。
乳がんは近年薬剤の開発が目覚ましく、転移再発例ではとくに薬物療法の重要性が増しています。転移再発例では、ホルモン受容体、HER2の陰性陽性を組み合わせたサブタイプ別に異なる治療選択肢が存在し、それぞれに新たなエビデンス、薬剤が登場しています。
今回のライブでは、転移再発乳がんを中心に、「HER2陽性乳がん」「ホルモン受容体陽性HER2陰性乳がん」「トリプルネガティブ乳がん」のサブタイプ別に治療アルゴリズムを紹介。近年のカギとなる臨床試験と、トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)、アベマシクリブ、サシツズマブ ゴビテカン(SG)などの薬剤の特徴や機序、使い分けについて紹介。さらに今後注目されるリキッドバイオプシー検査による治療選択や免疫チェックポイント阻害薬の位置付けについても解説します。
複雑化の一途をたどる乳がん診療を一覧し、整理できる、60分の凝縮されたセミナーです。ぜひご視聴ください。
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