60分でまるっとわかる がん薬物療法 ~血液がん編~60分でまるっとわかる がん薬物療法 ~血液がん編~

60分でまるっとわかる がん薬物療法 ~血液がん編~

池田 翔 氏(秋田大学医学部附属病院 血液・腎臓・膠原病内科)

2025年12月24日(水)20時~

血液がん領域では、分子標的薬、二重特異性抗体薬、CAR-T療法などの登場により、ここ数年で治療が大きく進歩しています。一方で、治療選択肢の増加により、ガイドラインを読んでも「実臨床での使い分けが難しい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

本ライブでは、池田 翔氏(秋田大学医学部附属病院 血液・腎臓・膠原病内科)を講師に迎え、多発性骨髄腫、悪性リンパ腫、白血病を中心に、最新ガイドラインと主要臨床試験のエッセンスを整理しながら、血液がん薬物療法の全体像を解説します。

「多発性骨髄腫」では毎年のように改訂される治療アルゴリズムの確認とアップデートを行い、初発4剤併用療法の考え方、二重特異性抗体薬の位置付け、くすぶり型骨髄腫の治療方針など、近年の大きな変化を概説。「悪性リンパ腫」ではびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に対するポラツズマブ ベドチンや、濾胞性リンパ腫(FL)に対するCAR-T・二重特異性抗体などの新規モダリティに加え、日常診療で悩むことの多い末梢神経障害等の副作用対策も詳説します。

「白血病」では、急性白血病におけるFLT3阻害薬やBCL2阻害薬などの分子標的薬、二重特異性抗体薬の解説、骨髄線維症における新規JAK阻害薬ルキソリチニブ/モメロチニブなど、進歩著しい治療戦略を整理します。

また、これら新規薬剤を使用する上で避けては通れない、サイトカイン放出症候群(CRS)や神経毒性(ICANS)、感染症といった血液がん特有の副作用管理についても、実際に院内で使用している具体的なチェックリスト等を用い、実践的に解説します。

日々の診療で直面するクリニカル・クエスチョンへの解を導くための、密度の濃い60分です。

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